新しい年　第一弾は・・・

歴史を刻んだドクターバックの修理です。





１）１００年近く前のドクターバッグだそうです。どうにかなりません・・・・・？
　
革は、確かにいいクロコダイルだけれど、革自体が言いにくいけどもう既に劣化していてパリパリの状態ですので

う・・・・ん何とかしてあげたい・・そう考えたとき、ふと口金に目が止まりました。

とても今はないアンティークな金具だったのです。

よしッこれを使ってもとの形を復元しましょう。




早速型紙作り



革の裁断〜革漉き



縫製〜組み立て




３）持ち手も長めにして完成です。約３日間を要しました。




お客様もすごく感激されて、なんだかこちらの方も「物作りしていて良かったなぁ」そう思えたひと時でした．こういう事が叉、次の励みになるんですよねぇ。


　　　　　　　　　　　　玄人　　中野　秀貞

１）ファスナー交換です。このようにテープが破れてる場合は、交換になります。





２）このようにすべて取り外します。




３）新たなファスナーを取り付け完成です。








ハンドバッグ修理・加工・お直し　専門店

　　　　　　　　　　　　　玄人

１）アザラシのバッグです。外観は、とても綺麗なんですよネ。型崩れもないし、ちゃんとアンコ(吸湿効果、型崩れ防止）を入れて保存してあったと思われますが、それでも１〜２ヶ月に一度は、風をとうしてやらないと・・・・




２）こうなっちゃいます。中が、化学反応をおこしてベタベタになったらもう内袋の交換するしか　方法は、ありません。こうなる前に、たまにでいいですから、日陰干しも、必要です。





３）糸を一針ずつ解いて内袋を外します。




４）内袋の型紙を作り、新たに作っていきます。
　そして、元の針穴一針一針拾いながら縫っていきます。




これが、交換後です。　

保管には、気をつけてね！！

　　　　　　　　　ハンドバッグ　修理・加工・お直し専門店　玄人